岩田義一『偉大な数学者たち』ちくま学芸文庫

偉大な数学者たち (ちくま学芸文庫)

偉大な数学者たち (ちくま学芸文庫)

数学者に関する本は何冊も読んできたけど,読む度に感じることがある
けれどもパターンはいつも同じ
アルキメデスから始まってニュートンで一区切り付く
そしてオイラーが登場し,ガウスが出てきてガロアの不幸が語られる


そういえばオイラーの項で有名な言葉が書かれていない
オイラーは生きることと計算することをやめた』
これってかなり後世になっての創作だったのだろうか


アーベルの名前は数学史に必ず登場するがよく知らなかった
著者はアーベルに格別の思いを持っているようで他と筆のノリが違った
数学のために捧げた一生に乾杯