『ツァラトゥストラはこう言った』

――これがかれらの言草だ
だがツァラトゥストラを相手にしない余暇に、なんの値打があるだろう
自分大好き!隣人よりも自分だよね

  • かれらもかれらの流儀で、進歩や前進をゆるがせにしない。しかし、わたしに言わせればびっこをひいているだけだ、――そのためかれらは本気に急ぐ者には邪魔になる

優秀な敵より愚鈍な味方の方が脅威です

  • 神々は「たそがれ」て、亡びたのではない、――あれは嘘だ!そうではない、かれらは笑いこけて――死んだのだ
  • 世界にはたくさんの汚物がある。そこまでは事実だ!しかし、だからといって、世界そのものが巨大な汚物にすぎぬとは言えない!
  • 善人たちは、独自の道徳をつくりだす者を十字架にかけざるをえない!

この章「古い石の板と新しい石の板」は割と白眉
もしかしたら一番わかりやすいからかもしれないけれど