グラハム・ハンコック『神々の指紋(下)』小学館文庫

★★★★
訳者は上巻と同じく大地舜。


エジプトを中心に人類の失われた記憶、「神々の指紋」を見つける。
すごいすごいと思っていたけれど、やっぱりピラミッドはすごい。
内部が黄金比になっていたり、立地がオリオン座と一緒だったり。


エジプト文明は突然、完全な形で現れたらしい。
今でも完璧に残っているピラミッドを造る技術を
文明の曙から所持していたとは考えられない。


すると、技術を伝えた人々がいたのではないか?
その文明が栄えた地域に南極がクローズアップされる。
つまるところ、超古代文明南極大陸にあったというわけです。
6kmもの氷が大陸を覆っているので内部の確認は困難だ。
だからそこに文明が栄えていない証拠はないわけだ。
いつか溶けたときにオレはまだ生きているんだろうか・・・。


ところで、古代マヤ族の予言によれば人類は2012/12/23日に滅亡するらしいです。
あと9年。悔いのないように生きろ(結論)。